Treatment
治療の流れ
Flow
横浜歯科口腔外科クリニックの
治療の流れ
Step
01
検査・治療計画・カウンセリング
精密検査、頭部のレントゲン・口腔内のCT撮影などを行ない、3Dシミュレーションをして治療計画を立案します。治療後にどのような骨格になるかご確認いただき、ご質問や不明点がある場合はお話しください。丁寧にカウンセリングを行ない、納得いただいたうえで治療を始めます。

Step
02
術前矯正治療
治療計画に沿って手術前の矯正治療を連携の矯正歯科医院にて始めます。あごの骨を動かしたときに噛み合うよう、矯正治療を進めます。事前の検査を精密に行なうことにより、矯正治療をスムーズに完了できます。術前矯正は、通常1~2年ほどかかります。

Anesthesia
全身麻酔とは

手術中の痛みや感覚を麻痺させ、安全に治療を進められるようにするための処置です。麻酔薬を点滴などによって注入することで、脳などの神経細胞の活動を抑え、刺激や痛みなどの情報が伝達されるのを遮断します。治療にともなう痛みや恐怖などを感じることなく、深く眠った状態で手術を受けられます。
全身麻酔時は、血圧や心拍数などをチェックし、患者さまの全身状態を維持することを前提としています。安心して手術を受けられます。
全身麻酔のメリットとデメリット
メリット
鎮静、鎮痛、筋弛緩といった効果があります。意識がなくなるので呼吸や全身状態を管理しやすく、術後は記憶が残りません。手術中に痛みを感じないので手術体位を保て、安全に治療を進められます。
デメリット
患者さまの体質によっては、麻酔薬の投与によって40度以上の熱を発する悪性高熱症を発症するおそれがあります。また、全身麻酔が中枢神経に作用することで、血圧や脈拍などのはたらきに影響を及ぼす可能性があります。
Risk and safety
全身麻酔による
リスクと安全性

全身麻酔中は口や鼻からチューブを入れるため、操作時や覚醒時などに揺れている歯や義歯が欠けたり抜けたりするおそれがあります。声帯にも傷がつく可能性があり、手術後数日はのどの痛みやかすれ声が続くことがあります。まれにのどの軟骨が脱臼することがあり、回復までに時間がかかる可能性があります。
このほか、肺炎(誤嚥性肺炎)が起きることがあるため、術前の絶食・絶飲を必ず守ってください。また、体質によっては悪性高熱症やアレルギーを発症するリスクがあります。悪性高熱症は麻酔薬によって高熱や筋肉の硬直が起こる病気で、蕁麻疹や呼吸困難などのアレルギー症状が起こることがあります。血縁者にこうした異常反応が現れた方がいらっしゃいましたら、必ずお知らせください。
Precautions before and after anesthesia
麻酔前・麻酔後の注意点
術前の注意点
- 肺炎や窒息のリスクがあるため、食事や水分の摂取時間は指示を必ず守ってください。
- 血液をサラサラにする薬や循環器系、脳の薬、低用量ピルなど常用している薬がある場合、主治医や麻酔科医に相談してください。
- 体調不良がある場合は、事前に主治医にご相談ください。
- 術後の咳や痰の増加、傷の回復の遅滞を防ぐため、禁煙を強く推奨します。
- アクセサリー類やメイク、手足のネイルなどは全て取り除いてください。
- 食事制限の重要性について、ご家族の間で理解や協力を求めましょう。
- タトゥーなどがある場合、部位を先にご連絡下さい。
術後の注意点
- 深呼吸や咳を意識的にすることで、肺炎や無気肺(肺の一部がしぼんで空気が入らなくなる状態)を予防します。
- 痰が溜まりやすい状態になるため、積極的に排痰してください。
- 吐き気やふらつきなどが見られる場合は、すぐに当院へお問い合わせください。
- 長時間同じ体位でいると、深部静脈血栓症(DVT=Deep Vein Thrombosis)を発症するリスクが高まります。足の運動などを行ない予防しましょう。
Facilities
設備紹介

歯科用CT
歯科用CTとは
お口の中を立体的に撮影できる装置です。従来の平面的なレントゲンとは異なり、撮影データをコンピューターで処理し、立体画像として再現することができます。これにより、骨の厚みや密度、神経や血管の走行位置などを正確に把握できます。インプラント治療はもちろん、顎変形症手術などの外科処置においても、安全性と精密性を高められます。
歯科用CTの流れ
撮影の妨げになるため、ヘアピン、ネックレスやピアスなどの装飾品は全て外します。装飾品をつけずに来院いただくとスムーズです。
撮影時は防護用エプロンを装着していただき、放射線を遮断します。それから頭の位置を調整して撮影し、検査は終了となります。
検査結果が出たら、今後の流れとともに患者さまにお伝えします。
サージェリーファースト
サージェリーファーストとは
従来は顎変形症の手術の前に矯正治療をする必要がありましたが、サージェリーファーストでは先に手術をすることが可能です。これにより、治療期間の大幅な短縮が実現します。サージェリーファーストは自費診療となりますが、医療費控除の対象になります。治療にかかる費用を軽減できるため、ご検討ください。
サージェリーファーストの流れ
手術の準備として、あごの位置を安定させるためにマルチブラケット装置を装着していただきます。手術の際、術後の矯正治療で必要となるミニプレートをあごの骨に取り付けます。手術後は骨格が調和した状態になり、そこから矯正治療を始めます。歯並びが整ったら、後戻りを防ぐための保定やメンテナンスに移行します。

3Dシミュレーション
3Dシミュレーションとは
顎変形症の手術は、歯並びだけでなく顔立ちそのものに影響します。大きな変化を事前にある程度把握できるようにするのが、高精度の3Dシミュレーションです。歯科用CTや写真などのデータを総合し、治療後の骨格を立体的なイメージとして再現します。治療計画の内容がわかりやすくなり、手術の精度の向上も期待できます。
3Dシミュレーションの流れ
事前の検査で歯科用CTによる撮影を行ない、あごの状態を立体的なイメージで再現します。そのほかにも必要なデータをそろえ、コンピューター上で治療計画を作成します。治療後の骨格の状態をシミュレーションし、患者さまに治療前と治療後のイメージをお見せします。どのようにお顔が変わるのか、理解しやすくなります。









